こんにちは、樹野です

数日前から蝉の鳴き声が気になり始めました。

これを聞くと一気に夏になる、なったんだなぁと感じます。

お天気が良かったり悪かったり、雨が降ったり止んだりと相変わらず怪しい空模様が続いていますが暑さだけは変わらず、常時居るリビング以外は家の中もムシムシと暑いです

(;´Д`)

最近は色々やる事が多くて(道楽に於いて)一日24時間じゃ足りないと切に思っています。

そりゃ一日過ぎるの早いよね。

一ヶ月なんてあっという間だよね。

其の月日に何らかの痕跡が残せたのならあっという間に過ぎてもよいんですけれどね。

( ̄ー ̄)


さて。

本日の漫画語りご紹介作品は此方



その男

【その男、運命につき】北川みゆき

★冴えない超ド級のフツーOL・栞の夜の顔、其れは人気の手相占い師!?
ワケあって始めた、人には絶対内緒の副業生活。
だけどよりにもよって一番知られたくない人にばれちゃった!
仕事は出来るのに女にだらしがない“クズ将軍” 松平健。
彼に目を付けられた栞は奴隷として仕える事に──!?


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


現在5巻まで既刊。

4巻まで読みました。

電子コミックサイト Renta!で一巻丸々試し読み出来る場があって、其処で2~3P読んで

「これ、ちゃんとコミックスで読みたい」

と思い、そんな時に息子がコンビニに行くと云ったのでじゃあついでに近所のブックオフで買って来てよと頼み、4巻まで(しかなかった)買って来てもらいました(笑)

息子は少女漫画を買う事には抵抗のない男です。

アリガ(^v^)トウネ


北川さんの作品は【罪に濡れたふたり】以来振りに読みました。

凄く昔の事で細かな事は忘れてしまっているのですが、えろい漫画を描く人というイメージが勝手にありました(スミマセン)

でもこの作品は其のイメージを改めさせ、絶対的なえろシーンはないけれど妙に色っぽい感じのする漫画を描かれるなぁと思いました。

其れは単にドS線・鬼畜線・エロぼくろの手相を持つ松平健というキャラが持つギャップから生じているのかなと。

仕事が出来る男、でも女にはだらしがない(下半身が暴れん坊)

よくあるパターンのキャラですが、仕事面においてはお客様第一の誠実な接客を心掛け、時々感動すら覚えてしまうような仕事ぶり。

女性関係に於いてもえっちするだけで恋人(本命)は作らないと一貫している姿勢にある種の清々しさを感じてしまいます。

読者の中にはこういう男が嫌いと思う人がいると思いますが、私はそんなに嫌悪感を抱くほど嫌いではないんですね。

勿論現実世界にいたら厭な男だし、私は相手にしない(尤も相手が私を相手にしないだろうけれどw)

漫画として、外側から観ている分にはこの男はとても魅力的です。

そんな魅力的な男に一切動じない地味OLの栞も中々いいキャラしています。

不動産会社のOLと働く一方で人気手相占い師として二足の草鞋を履いている栞。

人間関係にも恋愛にも冷めている栞が松平と出逢って、奴隷として共に仕事をして行く内に少しずつ変化して行く過程が見ていて愉しいです。

そして其れは松平にもいえる事で、自分に一切なびかない栞と行動して行く内に、彼の中にも少しずつ変化が訪れていっているのを感じます。

かなり難攻不落な松平を栞は陥落させる事が出来るのかどうか──?

そんな目線でページをめくる手が止まりませんでした。


この作品では手相占いと不動産というふたつの職業を軸に話が展開しています。

毎回栞に手相を見てもらった人や不動産の売買のお客さんたちを中心にオムニバス的に話が進んで行きます。

手相や不動産の豆知識みたいな文章があるので無知な私には其の世界を知る愉しさもあります。

ちなみに私の左手には天下取り(天下線)と云われるマスカケ線があります。

手相は変わるものだと云われていますが、このマスカケ線はちいさい時から一切途切れる事無くまっすぐ一直線に掌を横断し続けています。

しかしながら天下は取っていません(笑)

残念


えろ度は稀薄でも笑いやちょっとした感動があるこの作品、いいなと思いました。

私が(今の処)一番感動したシーンは栞のパパとママのエピソードです。

パパがママになる前(笑)の馴れ初めにうるっと来てしまいました。

そして娘に付けた『栞』という名前の由来がとても素敵で感動しました。

(´ー`)


大人の女性向けの少女漫画といっていいのかな。

おススメします。

4巻まで読んで、引き続き5巻が読みたくて堪らないので次の買い出しの時に本屋さんに寄ってもらって購入しようと思っています 


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