こんにちは、樹野です


一般的には今日から仕事だよという人が多いのかな？ という1月4日、水曜日です。

いや、なんか曜日把握が希薄な私です。

(;^ω^)

我が家は夫が6日からの夜勤スタートなのでまだ少し休みモードです。

明日買い出しに行く予定です。


さて、2023年最初の漫画語り記事です

本日ご紹介作品は此方



【とりかえ・ばや】さいとうちほ

★衝撃の男女逆転いにしえストーリー！
男らしい姫君と女らしい若君。
それなら いっそとりかえてしまいませう──

ベテランのさいとうちほが、新たな衝撃作をスタート！
"男女逆転ドラマ"の原型である古典「とりかへばや物語」を大胆にアレンジ。

男として生きる女君・沙羅双樹と、女として生きる男君・睡蓮の禁断の運命は──！？



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大好きな漫画家さんのおひとりであるさいとうちほさんの作品。

こちら、最近になってピッコマで読むようになって無料で読めるところまで読んだら続きが気になって気になって仕方がなくなってコミックス全13巻を大人買いしてしまった次第です。

丁度7巻からコミックスで読みました。


この作品は作者不詳の【とりかへばや物語】が原作でさいとうちほさんが漫画化したとのこと。

私は【とりかへばや物語】という作品があったことすら知りませんでした。

男女逆転設定という漫画は他にも知っていますが、時代物はちょっと苦手ということもあって進んで読んでこなかったのですが、さいとうちほさんの絵でなら！ということで（無料だったこともあって）試しに読んでみたらまぁものの見事にハマってしまった 笑

時代物、古典は苦手──と私みたいな人でも愉しく面白く読めるほど素敵な作品です。


異母姉弟の沙羅双樹と睡蓮は生まれた日が同じばかりか顔立ちもそっくりの仲良し姉弟。

しかし成長する毎に女である沙羅は男らしく、男である睡蓮は女らしくなっていき、とうとうお互い仮の性で生きる決意をします。

ふたりの秘密を知るのは両親とごく近しい者だけ。

周りの人々を騙し続けて物語は進んで行きます。


こういう設定にはありがちな女であることが、男であることがバレそうになるシーンがいくつもあるのですが、その回避法も作品の面白さのひとつになっています。

そして最大の萌え要素が沙羅、睡蓮それぞれの恋愛模様です。

男女逆転とはいえふたりとも恋愛対象は異性なので更にややこしくなって行きます。

その顛末が知りたくて最後までハラハラドキドキしながら読むことが出来ました。


しかしさいとうちほさんが描かれるキャラは男女ともに本当に美しいですなぁ。

惚れ惚れします。

特に私が好きなキャラは先の東宮、後の帝です。

この人、本当にいい人！

かっこいいしスマートだし人格者です。


主役ふたりを取り巻くキャラたちも本当に魅力的で、きっと読み始めたら先へ先へと読み進めたくなる作品だと思いますのでまだ読んでなーいという（割と濃厚な）恋愛作品好きの人は是非読んでみてください。

本当オススメです。



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