こんにちは、樹野です

本日は3月14日。ホワイトデーですね。

いや、バレンタインデーに何もしていない私がこう書くのもおかしなものですが（お菓子だけに←黙れ）14日だからね。

他には何もないので……。

バレンタインデーに勇気を出した乙女たちに幸あれ！

(≧▽≦)

さて。

本日の漫画語りご紹介作品は此方



【どうせ捨てられるのなら、最後は好きにさせていただきます】碧貴子 / セレン

★侯爵令嬢アニエスは、長年の片恋の相手であり婚約者である王太子・リュシリュールに婚約破棄を告げられる。彼の隣には恋敵の姿が。
どうせ愛されることはないのであれば、捨てられ虐げられることしかないのであれば、だったら最後に……。
家を、そして自らの自由と矜持を守るために取ったあるとんでもない行動で、しかし何故かアニエスはリュシリュールに執着されてしまう。
意地っ張りで素直になれない二人の、縺れに縺れた恋の行方は……――？

気が強い侯爵令嬢×拗らせヤンデレ王太子、意地っ張りな二人のすれ違いラブロマンス。
描き下ろしRシーンを収録したコミカライズ第1巻が登場です！



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広告バナーで見かけて気になり、ピッコマに飛んで無料で読めるところまで観た結果、続きが読みたくてコミックスを購入しました。

内容的にはあらすじにあるようなありきたりな展開のお話ですが、兎に角絵柄が美麗でキャラたちの顔面偏差値が高いところがお気に入りです 笑

ピッコマでは飛ばされてしまっていたRシーンもたっぷり描き足されていて、またそのシーンがなんとも耽美で官能的でドキドキしちゃうくらい素敵でした！

兎に角ヒロインのアニエスが頑張っています。

突然婚約破棄したリュシーと恋敵であるリーリエに復讐というか一泡吹かせんばかりに強行手段を取るのですが、その結果辱めたはずのリュシーに捕らえられ反対に辱めを受けてしまいます。

まぁ、リュシーの心境は分からなくもないのですが、そこからのリュシーのアニエスに対する態度というか執着がいささか理解し難いものになって行きます。

おそらく（予想ですが）リーリエ絡みに対して何らかの思惑があってアニエスに対して冷遇しているのだろうとは思いますが、その徹底した態度に色々な考察がされます。

そんな徹底ぶりだからアニエスは完全にリュシーに嫌われていると思い込んで気に病んでいる様が痛々しいくらいに可哀そうです。

しかもリュシーがいない時のリーリエのアニエスに対する態度がまぁ酷い。

めっちゃ悪役ですよ、この娘。

そんなリーリエに気丈にも立ち向かうアニエスですが、我慢の限界を超え絶望した末のアニエスの表情は圧巻でした。

すぐにでも続きが読みたくなる終わり方をした1巻ですが、2巻は夏頃の発売となりそうで今から待ち遠しくて堪りません！

久しぶりにヒロインに対して激しく感情移入して胸がギュッと痛くなった作品でした。

オススメです。



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