こんにちは、樹野です
台風の進路が当初予報より南下して日本列島縦断は外れましたね。
其れでも影響を受けている地域では大雨などの被害があるようで、気を付けなくてはいけない意識は未だにあります。
私は風さえなければ~
暴風と雷が苦手な私なので其れ等が無ければいいなと思うのでした。
さて。
本日の漫画語りご紹介作品は此方
【荒ぶる季節の乙女どもよ。】岡田磨里 / 絵本奈央
★あなたの“はじめて”を、わたしにください──。
和紗たちは文芸部に所属する女子5人。
部が「死ぬ前にしたいこと」という話題で沸いたある日、部員の一人が投じた「セックス」の一言…。
其の瞬間から、彼女たちは“性”に振り回され始める。
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原作の岡田磨里さんはアニメのスタッフロールでよく見かけるお名前の構成作家、脚本家です。
私の好きなアニメも何本か手掛けているのでお名前だけは知っていました。
そんな岡田さんが原作の漫画という事と内容がとても興味を惹くものだったので既刊されている2巻まで購入し、一気読みしました。
作画の絵本さんは初見ですが、私の好きな絵を描かれる方です。
素朴な美しさ、ふとした仕草にドキッとさせられる表情を描かれる方だなぁという印象を持ちました。
お話は性に対して奥手な女子高生5人の性絡みの珍騒動が描かれています。
珍騒動──という言葉は適切ではないと思いますが、母親目線で彼女たちを見たらどうしても可笑しくてニマニマしてしまいます。
『セックス』という直接的な言葉を云うのが恥ずかしいから違う云い方をしようとみんなで悩んだりする処なんて可愛らしくて微笑ましいなとか思っちゃうんですけれど。
思春期特有の潔癖さと好奇心、焦燥感と戸惑いがコメディー色強めで描かれていますが、当の彼女たちは至って真面目に右往左往しています。
文芸部5人のキャラが其々際立っていて、どのキャラのお話も面白いなと思います。
1、2巻では和紗と幼馴染みの泉とのお話が中心かなという印象が強いのですが、私的には本郷という小説家希望の女の子がエロチャットで語り合っている相手との行く末が気になります。
其のチャット相手が意外な人で(何となく解っていたけれど)私的にはそういう関係から入って行く恋愛があればいいのになと妄想してしまうのですが。←安易な女
この作品では男子(男性)の方が大人な感じで描かれていると思います。
勿論ビッチな感じの女子もいますが、そういう大人という事ではなくて、考え方がという意味で。
サブキャラ其々の立ち位置もブレてなくてお話を盛り上げています。
作品全体に性が溢れているのでそういうのが苦手な人には好まれない作品かも知れませんが、私にとっては遠い昔、私にも同じような瞬間があったなぁと甘酸っぱい気持ちにさせてくれる作品です。
直接的な行為が溢れているTLコミックじゃなくても、こういった遠回しなえろでも充分キュンキュンしますし、ドキドキも萌えもしてしまう私なのでした。
3巻は12月発売だそうで、今から待ち遠しくて堪りません
( *´艸`)
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