久し振りの【漫画語り】カテゴリー記事

ロクに執筆が出来なかった頃に少しずつですが漫画を読んでいました

今回は私の大好きな漫画家さんのおひとりである潮見知佳さんの昔の漫画紹介です。

潮見知佳さんといえば漫画語り記事として過去に【ゆめの守人】をご紹介して来ましたが、今回で3回目の登場。

いやぁ~

本当に好きなんですよ、私

潮見さんの描かれる男性キャラが好き過ぎてどうにかなってしまいそうです(笑)

潮見さんの作品は主に白泉社のものを多く読んでいる私ですが、秋田書店や講談社の作品も読んでいます

元々のデビューは秋田書店発行のボニータ(ミステリーボニータ)でしたし。

少し不思議な作品が好きだった私はあっという間に潮見さんの描かれる世界観が大好きになっていました。

そんな割と初期の頃の作品に【KEY JACK】がいうのがあって、これはコミックスで7巻まで持っています。

が、7巻で終わりって感じじゃない雰囲気のままずっと続巻が出ていなかったのですが…

いつの間にかスピンオフ的なコミックスが出ていてこれをようやく読みました


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 【KEY JACK TEENAGE EDITION】 潮見知佳

どんな鍵でも開けてしまう少年・秋。
其の不思議な<力>を巡って悪人どもがうごめく…!
後に新宿で“神”と呼ばれる男の10代の物語。

潮見知佳が描く最新ヒロイック・サスペンス!!


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【KEY JACK】の主人公・御厨 秋の若い頃(少年時代)のお話です。

【KEY JACK】では恋愛感情があまり感じられない(ある意味)相棒のシスター・リンの少女時代と絡み合って話は進んでいます。

勿論若き日の龍太郎も神林も出演←これ、嬉しかった

右手だけでどんな鍵も開けてしまう天才開錠師の秋。

依頼料は一千万円以上とどこぞの無免許医師を報復とさせますが(笑)彼がどうして其の様な道を辿る事になるかが解る1冊です。


コインロッカーに捨てられた赤ん坊は、死を間近に感じた時生きるために自らが鍵となってロッカーを開けた。

生きるために発動させた其の能力は成長する毎に彼を苦しめる事になり、そして其の苦しみから足掻き苦悩する少年は様々な困難と出会いによって生きる道標を見出して行く。

【KEY JACK】で時々垣間見れたエピソードがひとつの作品になって描かれています。

リンとの出会いも彼にとっては神の導きだったとしか思えない。

(リン、シスターだしね)

この少年時代を読んでいると、秋にはやっぱりリンが必要なんだとひしひしと伝わって来ましたが…

本当の処はどうなんだろうなぁ(笑)

お互い金、金、云っているけれど、其の根底にはやっぱりお互いを思いやる愛情があるのだと信じてやみません

秋のツンデレぶりが素晴らしくて本当に好きです


少年時代は2巻で完結しましたが、出来ればちゃんとした形で【KEY JACK】が完結されるといいなぁと思う私なのでした。

(^v^)