私の母が1月5日に亡くなりました。 

80歳でした。

2017年に亡くなった父同様突然の死でした。





母は長年糖尿病を患っていましてインスリン注射も打っていました。

母は実家で私の弟と住んでいましたが(弟は結婚していますが妻と娘とはとある事情から別居しています。ちなみに夫婦仲、親子関係は砂糖を吐くくらいに激甘です)弟が仕事でいない中、母が低血糖症状で倒れて意識不明になったことがありました。

おまけに脳梗塞や心臓疾患で入院したこともあり家にひとりで置いておけないということから医療看護のある老人ホームに入居することになりました。

これがコロナ全盛期頃の話で母に関することは全て弟主導で行われていました。

長女である私は離れて暮らしているということもあって入所してから一度も会いに行きませんでした。

まぁ会いに行こうと思えば行ける距離ではあるのですが(自宅から施設まで車で1時間もかからない)コロナの時期ということもあって行きませんでした。

コロナの時期が過ぎてからも会いに行きませんでした。

どうして会いに行かなかったのかは話せば長くなるので割愛しますが、私の母に対する気持ち(確執)など感情的な理由がありました。

時々弟から様子を聞いている限り心配することはなかったし、もし何かあったら連絡が来ることにはなっていました。

そんな疎遠が続く中、1月5日の17時56分、弟から電話がありました。

『なんか母さんの具合が良くなくて施設から病院に入院したらしい。おれ今千葉(妻と娘がいる処)にいて今から帰るけどすぐに行けないから姉ちゃん先に行ってくれないか』

ということでした。

どうやら5日から2泊3日の予定で愛知から千葉に行ったばかりの初日に病院から連絡が入ったようです。

そんな突然の連絡に軽く動揺した私。

あいにく正月休み中の夫はお昼からお酒を飲んでしまっていて運転出来ない状態。

私は免許を持っていないので運転出来ない。

そうなると5日は仕事だった息子に頼むしかないと息子に連絡して仕事が終わって帰って来た息子と共に病院へ行きました。

病院に着いたのは21時過ぎだったと思います。

そこで待っていたのは冷たくなっていた母でした。

母は18時10分に亡くなっていました。

息子にも娘にも看取られず本当に突然の死でした。

母の急逝は病院の先生たちも驚くことで、当日の15時くらいまでは気持ち悪いと吐いては処置を受けていたそうです。

その時は低血糖症状がかなりあって色々手を尽くしたそうですが最後は心不全で逝去したとのことです。

又聞きで詳しくは解らなかったのですが、そんな感じで母は亡くなりました。

私はそんな状態になっているとはつゆ知れず、病状が重くなって大変なんじゃないかくらいの気持ちで行っていたので本当に驚きました。

そんな中、21時半過ぎようやく弟が病院に到着し母と無言の対面となりました。

弟は去年12月26日に施設で会ったのが最後だったようです。

その時は本当に元気で帰り際手を振って送ってくれたそうです。

なまじ近々で会っていた弟には辛い出来事でしょう。

反対に私は動揺はすれど長年会っていなかった母の亡骸という形で対面して(あれ、こんな顔だったかなぁ……)なんて思うくらいでした。

薄情な娘です、本当。

でも私と母との間にはいい時もありましたが、殆どがよくない方の感情を突き合わせることの方が多かったのです。

母との関係は苦しかった。

辛かった。

たぶん今の時代でいう毒親だったのかもしれません。

夫と出会って結婚して実家を出てようやくその呪縛から少し解き放された気がしたくらいです。

でも母が亡くなった今、もう母に対して毒づかないようにしようと思います。

色んな意味でこれで終わりです。

1月7日に通夜、1月8日に告別式が行われました。

奇しくも告別式の1月8日は父の命日でした。

9年前に79歳で亡くなった父。

父と8歳年の差があった母は父より一歳多く生きて80歳で逝きました。

思えば喧嘩ばかりしていた夫婦でした。

口汚く父を罵倒しながらも決して離婚しなかった。

そんな母に対して父も激高して手を上げたり物に当たったりして子どもながらにそんなに喧嘩ばかりするのにどうして別れないんだろうと思っていました。

それに対して母は「あんたたちがいるから」と子どもを理由にしていた気がしますが結局はそんな父でも好きだったんでしょう。

複雑で解り難くくて子どもに依存して間違った束縛をし続けた本当に厄介な母でしたが、そんな様々な負の感情は荼毘に付してお骨上げをした時に一緒に骨壺に収めて終わりにしました。

お母さん、生んでくれてありがとう。

幸せな時はいくつかあったよ。

だけどそれを上回るほどの絶望を与えてくれたね。

それでもやっぱり今は生んでくれてありがとう、ただそれだけです。

どうか安らかに眠ってください。

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ちなみに告別式、初七日法要後の帰り際に渡されたお弁当がめちゃくちゃ豪華だったのに家族全員が驚きました。

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一の段

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二の段

弟、奮発したなぁ……。

めちゃくちゃ量がありましたがきちんと全部平らげました。

そんな1月5日から8日にかけての怒涛の四日間でした。




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